抗がん漢方薬天仙液に用いる生薬の多くは、「薬草の宝庫」として有名な長白山で採取された薬草が原料です。現在、長白山の薬草は、中国国家政府が厳重に管理しています。
けれども、自然に自生している薬草ですから、採取される量にも限りがあります。さらに中国国内での生薬の需要が多くなり、また、世界的な漢方薬ブームとあいまって、入手困難な状態が続いています。その稀少価値の高い貴重な薬草を確保して、生薬にして「天仙液」に配合、処方されているのです。
また、天仙液の成分効果については、アメリカ、中国、台湾、日本での試験結果から、がんに対する抑制効果のある漢方薬であると実証されたのです。その試験結果の概要は当サイトでも紹介させて頂いておりますので、是非ご覧になってください。それでは天仙液の原料となる薬草、つまり「生薬」について少しお話をしたいと思います。
現在、薬(薬品)には化学的に合成、製造された医薬品と、天然の植物や動物から製造され生薬とがあります。
生薬とは、「薬用にする目的をもって植物、動物、鉱物などの天然物の一部を乾燥し、または簡単な加工を施した」薬品のことです。
抗がん漢方薬天仙液を構成している主な主成分には白花蛇舌草、人参などの植物生薬が使われており、生薬の殆どは植物生薬を指し、原料となる薬草は効能がある部分のみを選んで精製されています。また、薬草の全部を使って精製するものもありますが、多くは葉、花、種子、根、皮、木、果実などの部分のみを精製します。
生薬は薬草自体の名前ではなく、精製された生薬独自の名前で呼ばれることが多く、天仙液の原料となる生薬でも甘草はマメ科の植物カンゾウ、人参はウコギ科(食用人参はセリ科)の植物ニンジンで、そのままの生薬名がとられていますが、例えば天花粉はトウカラスウリの根から、白朮はオケラの根茎の外皮から出来た生薬名です。
天仙液は、こうした1200種類の薬草を選別し、最終的には60種類から30種類、そして10数種類まで絞り込んで、天仙液は生まれたのです。
―以上の内容は天仙液の生みの親王振国先生の話に基づいて、掲載したものです―