Q.天仙栓(坐薬)の正しい利用方法とは? |
A:天仙栓(坐薬)は体温より薬を溶かして吸収する坐薬であります。そのため、ご利 用の前トイレなどを済ませてからのご利用がお勧めします。また、よりスムーズに挿入するため、ご利用の前肛門や、膣部にワセリンなどの潤滑剤を塗ってから、肛門や膣部の3~5CMの所に挿入してください。 また、薬効を吸収するため、挿入してから20~30分の間は横になって安静する事がお勧めします。従って、就寝前のご利用がお勧めです。 |
Q.全てのがん病に天仙栓(坐薬)のご利用は可能でしょうか? |
A:天仙栓は坐薬であるため、直腸粘膜から直接薬効が吸収されます。薬剤が持つ強い浸透性と、鎮痛作用や細胞の異常を抑制する作用から、がん細胞の抑制や転移を防ぐなど作用があり、抗がん漢方薬天仙液と、天仙系列製品の天仙丸との併用がより効果的とされています。 |
Q.人工肛門の場合は、天仙栓(坐薬)のご利用は可能でしょうか? |
A:天仙栓(坐薬)は体温で薬を溶かして吸収するため、人工肛門の方のご利用は避けてください。 |
Q.抗がん剤治療期間中、或いは下痢の症状が出ている場合の天仙栓(坐薬)のご利用は可能でしょうか? |
A:下痢の症状が出ている間の天仙栓のご利用は、体質の個人差によって天仙栓の薬剤が完全に溶けずお通じと一緒に出てしまう可能性があります。そのため、下痢の症状が治まってからご利用ください。 |
Q.熱がある場合の天仙栓(坐薬)のご利用は可能でしょうか? |
A:天仙栓は解熱作用があるため、熱がある場合でのご利用は可能です。しかし、一般の解熱剤の働きと異なるため、熱の症状がある場合は医師の診察をお勧めします。 |
Q.婦人科を通院している間は、天仙栓(坐薬)を使っても大丈夫でしょうか? |
A:天仙栓(坐薬)に配合された生薬は、炎症を抑え、止血、かゆみ止めの作用を持つため、膣部の炎症や、子宮頚部のただれなどの婦人病の治療に利用する事は可能です。但し、ご利用の際に医師にご相談の上ご利用ください。 |
Q.天仙栓(坐薬)は痔病の治療にも利用は可能でしょうか? |
A:天仙栓(坐薬)は、痔病による痛みの改善に働きがありますが、出血がある場合のご利用は避けてください。もし出血がない場合、痔病による腫れや痛みの症状は、体質の個人差によって天仙栓(坐薬)を用いて2~3週間程で症状が緩和されます。また、痔病をお持ちの方は、日常の食生活も刺激物を避け、野菜や果物なるべく多めに摂取するよう、食生活の見直しも必要です。 |