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がん細胞の分裂・増殖を進めるサイクリンにストップをかける抗がん漢方薬天仙液

2011年05月27日 天仙液の成分と作用, 未分類 ⁄ 合計 1409字 ⁄

 天仙液のさまざまな作用のうち、もっとも注目されているものの一つに「細胞時計を止める」作用があります。細胞時計とは耳慣れない言葉と思いますが、細胞分裂をコントロールするメカニズムのことだと考えてください。生命のメカニズムは非常に精巧で、細胞核にあるDNA中のたんぱく質が相互に作用し合うことで、細胞の活動を進めたり遅らせたりするタイマーのような働きをしているのです。

 この細胞時計は、正常細胞では、細胞の活動を前に進める方向と抑制する方向に働きます。つまり、アクセルとブレーキの役割を果たしているのです。このバランスがとれていてこそ安全運転ができるわけですが、がん細胞では、アクセルばかり働いて、ブレーキが踏まれない状態です。

 このバランスをとっているのが、サイクリン(周期)と呼ばれているたんぱく質です。そのレベルが上昇すれば、細胞は分裂・増殖に向います。

細胞時計の周期は、大きく分ければ、次の4つのステップで進行します。
ステップ1:細胞が大きさを増し、新しいたんぱく質をつくる(G1)
ステップ2:細胞がDNAを複製する(S)
ステップ3:細胞が分裂の準備をする(G2)
ステップ4:細胞分裂(M)

ステップ4で分裂した細胞はそれぞれ、ステップ1からさらに分裂を進めるわけです。

 ところが、ステップ2と3の間に、制限ポイント(R)が設けられています。ここで、オンになっていれば、ステップ3に進み、オフなら分裂がストップする仕組みです。

 さきほど搭乗したサイクリンというたんぱく質は、スイッチのオンとオフに密接に関係しています。なかでもD型、E型という種類のサイクリンは、活性が高まれば高まるほど、スイッチをオフの位置に保つ働きをして、細胞を暴走させることに繋がります。

 細胞時計については、かなり細かいメカニズムまで解明されています。アメリカにあるフレット・ハッチソンがん研究センターのリーランド・ハートウエル博士、イギリス王立がん研究基金のポール・ナース博士、ティモシー・ハント博士の3人は、この細胞時計を調整する物質を発見したことで、2001年のノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

 天仙液は細胞時計をコントロールするサイクリンに作用することがわかりました。その例として、天津医薬科学研究所の研究をご紹介します。

 肝がん腹水細胞及び、ヒーラ細胞を対象とした実験で、天仙液は、ステップ3のG2期ステップ4のM期の細胞を増加させる一方で、ステップ1のG1期とステップ2のS期の細胞を明らかに減少させることが確認できたとのことです。

 天仙液には、がん細胞の細胞時計をG2期とM期で止める作用があることを示唆しています。つまり、分裂する直前で細胞時計にストップがかけられたということです。実は、この時期には抗がん剤がもっとも効果を発揮します。また、M期のがん細胞放射線に対して、とても敏感ですから、抗がん剤、放射線は天仙液との併用によって高い効果を出すことができるのです。

 がん細胞は、進みすぎる時計を持っているようなものです。1日に何時間も進むようでは時計の用をなしません。がん細胞が、無秩序に増殖するのは、この狂った時計に原因があるようです。進みすぎるがん細胞の時計を、正常な状態に調整する働きをする、それが天仙液だと言えます。

-本文は医学博士・九段クリニック院長阿部博幸先生の著書「抗がんサプリメント」によるものです-

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