臨床試験

天仙液に免疫調整作用&がん細胞殺傷作用(台湾大学付属医院助教授・孫安迪博士)

天仙液に関する「免疫調整作用&がん細胞殺傷作用がある」という研究試験は、台湾大学付属医院助教授・孫安迪博士の「複合漢方薬による免疫作用・抗がん作用について」という論文発表からそれらの作用が実証されていることが分かります。まず、その孫安迪医師は、免疫学博士。台湾大学医学院助教授、同大学付属病院口腔内科医長などを務め、天津医学大学、上海中医学大学客員教授なども兼任するという、世界有数の免疫学の権威としてしられている方ですが、厳しい肩書きとは違って、笑顔が癒しに満ちた、とてもあたりの軟らかいソフトタッチな先生なのです。
▲台湾大学付属医院助教授・孫安迪博士
また、台湾のテレビ番組のノド自慢大会でチャンピオンにもなった経歴の持ち主で、患者の間でも人気抜群の医師なのです。治療とは「病気を診るのではなく病人を診るものだ」という名言がありますが、特にがんのような複雑な症状は人柄やヒューマン・コミュニケーションの豊かな医師でますます期待されることになります。孫安迪先生の話によると、漢方生薬の人参、霊芝、牛黄、大蒜などは、それぞれ異なる免疫調整作用があることを長年研究してきたそうですが、特に注目すべき研究発表は、5年間に渡って行われた「天仙液における免疫及び抗がん作用について」という内容でした。
その研究内容とは、大半の腫瘍のなか、炎症による細胞の浸潤がわかり、其の中最も重要な細胞は、リンパ細胞とキラー細胞であります。腫瘍の癌細胞は免疫細胞により判明されながら癌細胞を抑制、または除去されることができるが、腫瘍癌細胞もそれぞれがもつ免疫機能を変化させ、免疫による「攻撃」から逃れることであります。現在、さまざまな腫瘍に対する免疫機能の研究が発表されている。そのなか、明らかにされたのは、腫瘍癌細胞は免疫抗原性がもってないことであります。それは腫瘍の抗原が足りないことではなく、腫瘍の抗原提示細胞(APCs)の効率の低下によるものです。漢方薬草はそれぞれ異なる免疫調整作用があり、老化、癌病の予防に効果的であります。また、インターフェロンの産生促進にも作用します。その分類は
1. インターフェロン-α産生促進作用 党参、霊芝、白朮、椎茸、准山、猪苓多糖、茯苓多糖等
2. インターフェロン-βの産生促進作用 黄蓍、人参、補陽方、補陰方等
3. インターフェロン-γの産生促進作用 黄蓍、生地、五味子、芍薬、何首烏、 山薬、枸杞子、冬虫夏草、人参、霊芝、甘草等。
漢方生薬のほとんどの補益薬(体の虚乏のところを補い益し助ける薬)、かなり多くの糖類の成分が含まれています。その成分も栄養補給作用以外に、優れた免疫調整機能、及び抗がん作用があり、例えば霊芝多糖類、猪苓多糖類、天麻、黄耆、人参、枸杞多糖類があります。多くの多糖類を含まれている生薬は:刺五加、太子参、党参、玄参、北沙参、麥門冬、五味子、冬蟲夏草、甘草、女貞子、蓮子、白朮、龍眼肉、ハチミツ、地黄、何首烏等。天仙液は数種類の生薬から精製された漢方薬であるため、その成分は中医学の角度からみると
1.扶正培本類(正気を扶助する) 人参、黄蓍、白朮、甘草、猪苓、女貞子
2.清熱解毒類(解熱、解毒) 白花蛇舌草、龍葵、青黛
3.その他 天花粉、威霊仙、?香、珍珠粉、冰片等
扶正培本(正気を扶助する)、培植本元(本来の元気を培う)、機体の免疫機能を高め、虚弱、不足(陰が盛る)の症状を解消する薬物は全て扶正培本薬と称す、或いは補益薬、または補養薬(体の虚乏のところを補い益し助ける薬)ともいう。また、熱邪(熱性陽性の実証)を緩和する、浮腫みや、毒を解消する作用をもつ薬物は、清熱解毒薬と称します。
西洋医学の腫瘍学、免疫学からみると、その主成分の全ては抗ガン作用があり、
ナチュナルキラー細胞活性の増強作用 冬蟲夏草、黄耆、人参、甘草
キラーT細胞の活性の増強作用 白花蛇舌草
貪食作用の増強 冬蟲夏草、白花蛇舌草、青黛、猪苓、黄耆、人参、白朮、天花粉、女貞子、甘草
インターロイキンー1(IL-1)産生促進作用 冬蟲夏草、甘草
インターフェロン-α(IFN-γ)産生促進作用 黄耆、人参、甘草
インターロイキンー2(IL-2)産生促進作用 冬蟲夏草、白花蛇舌草、猪苓、黄耆、
人参、白朮、女貞子、甘草。
但し、冬蟲夏草、女貞子はインターロイキンー2(IL-2)を降下させる作用もある。
インターロイキンー2(IL-2)の受容体(IL-2R)産生促進作用 冬蟲夏草、猪苓、黄
耆、白朮
抗炎症作用 冬蟲夏草、白花蛇舌草、白朮、女貞子、甘草。但し、天花粉は炎症を引
き起こす作用もある。
リンパ球の増殖反応を促進作用 冬蟲夏草、白花蛇舌草、青黛、猪苓、黄耆、人参、白朮、女貞子。
しかし、冬蟲夏草、黄耆、天花粉もリンパ球の増殖を抑制する作用がある。
免疫促進作用 冬蟲夏草、白花蛇舌草、青黛、猪苓、黄耆、人参、天花粉、女貞子、甘草。
免疫調節作用 冬蟲夏草、猪苓、天花粉。
天仙液過去行われた三段階の免疫研究:
第一段階 リンパ球の増殖反応
主に周囲血液単核球(PBMC)、とT細胞、及びB細胞機能にける、リンパ細胞の増殖反応を研究する。刺激原(抗原)は、レンサー球菌変異型(streptococcus mutans)、lipopolysaccharide(LPS)、スーパー抗原(SEB)、
グルコシルトランスフェラーゼ(GtfD)、植物分裂原(PHA)、と破傷風類毒
素(TT)等を含む
第二段階 各種サイドカインの刺激反応
周囲血液単核球(PBMC)とTリンパ球前駆細胞に対する各種サイドカインの刺激反応を調べる。
IL-2、IFN-γ、IL-10、IL-6、IL-8、TNF-αを含む、刺激原は第一段階で使用したものと同様。
第三段階 ナチュラルキラー細胞(NK)の毒殺活性、及び各種主要細胞株の細胞毒殺作用。
周囲血液単核球(PBMC)に対して、CD4、CD8のPBMCの除去、及び純化CD8細胞における、異なる細胞株K562、MT-2、U937、及びCT26/RT1の細胞毒殺作用、特にK562の細胞毒殺能力、いわゆるナユナルキラーの活性作用への観察。
研究材料源:
(1)患者
T細胞免疫調節異常疾病二種類を選び、再発性アフタ(ウイスル感染による一過性T細胞免疫異常)、糜爛型口腔扁平苔癬(自体免疫疾病、持続性T細胞免疫異常あり、なおかつ悪性転化可能性あり)、及び健康対象組。
(2)血液 周囲血液単核球(PBMC)、Tリンパ球前駆細胞、或いはCD4、CD8を
除去したPBMC、CD8前駆細胞
(3)測定材料 天仙液、AHCC、PSK
(4)測定方法 (a)リンパ細胞増殖反応:
各種抗原による、PHA(T細胞分裂原)、SEB(スーパー抗原)、TT(破傷風類毒素)、Striptococcus mutans(レンサ球菌変異型)、及び関連抗原GtfDへの刺激
(b)サイドカインの刺激反応:
各種抗原の刺激において、IL-2、IFN-γ、IL-10、IL-6、IL-8、TNF-αを測定する。
(c)ナチュナルキラー細胞活性:
PBMC等を用い、K562の細胞毒殺作用を測定する。
(d)癌のK562に対する直接毒殺作用:
天仙液はK562に対する毒殺作用のほか、MT-2、U937、CT26/RT1への直接毒殺作用の測定も含む。
結 論
(1) 天仙液はAHCC、或いはPSKより免疫調節作用は高く、両者より優れる双向調節、コントロール能力があります。
(2) 天仙液の免疫調節作用はAHCC、或いはPSKと異なり、しかしAHCC、とPSKはほぼ同様な作用結果であります。
(3) 天仙液はAHCCと同様リンパ細胞毒性がなく、直接の分裂原刺激作用もありません。但し、各異なる抗原刺激反応後の免疫反応に対し、相応的な免疫調節作用に用いられます。
(4) リンパ細胞増殖反応:天仙液は自体免疫疾病においては、免疫正常、或いは免疫抑制作用(スーパー抗原SEB刺激が過強時)があり、また感染症においては、双向免疫調節作用があります。
(5) サイドカイン産生反応:天仙液は自体免疫疾病、或いは感染症においても、類似の双向調節があります。
(6) ナチュナルキラー細胞の活性、及び各種腫瘍癌細胞株の細胞毒殺作用:
天仙液は、自体免疫疾病、或いは感染症において、周囲血液単核球(PBMC)、或いはCD8細胞においても、K562腫瘍細胞(ナチュナルキラー細胞の活性)の殺傷力を著しく強化することができます。
天仙液の刺激によって、PBMCのK562細胞の殺傷変化際、感染症においては、CD8細胞はその作用に反応するが、CD4細胞は無応答となります。
しかし、自体免疫疾病においては、CD4、とCD8細胞はその反応に無応答であり、天仙液はナチュナルキラー細胞を活性させ、K562腫瘍細胞を殺傷できるある種の成分がもっているため、直接K562腫瘍細胞を死滅させることもできます。
上記関連する研究内容をまとめた「臨床試験・研究報告書」小冊子は、天仙液の世界総販売元・中日飛達聯合有限公司(本部香港)より無料で配布しております。
▲臨床試験・研究報告書
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